英霊の声(H27/12)
2015/12/04
靖国神社では、毎月社頭掲示板にて、国のために命をかけて亡くなり
今は英霊として靖国神社に祀られている戦死者の声を公開しております。
この掲示板にて公開されている英霊の声を紹介していきます。
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遺書陸軍兵長 小寺 正雄 命
昭和二十年七月十五日
フィリピン レイテ島にて戦死
兵庫県姫路市十二所前町出身 三十四歳
貞子殿
正雄
再び召されて戦野に征く。
日本の女子と生まれ来て此の昿古(こうこ)の大戦に遭ひ、その夫が勇躍(ゆうやく)國難に馳せ参ずるについては、御身の決心も自ずからついてゐた事と思って居る。温室に育って社会の辛苦も未だ味はへる事少なき御身には、様々の難路も横たはって居るやも知れぬ。唯願ふは正彦の為に強く正しく生き抜いて呉れん事のみ。
尚、御身には頑固に見える父であるが、僕にとっては唯一の親、宜しく頼む。
正彦へ
父 正雄
未だ西も東も判らぬ乳児なるも、やがては国難に逝きし父の心事も解る時が来ると思ふ。
幸、不幸は心の持ち方如何に依る。唯願ふは将来国家有為の人材とならん事。父は靖國の宮居より汝が成長を見守って居る。
母を大切にせよ。
昭和十九年四月三十日
平成二十五年十二月社頭掲示板にて
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今は日本人として生きている私たちは、正しい情報を取得して
国を護るために命を落としていった、靖国神社に眠る英霊たちに対して
恥じることのない行動をしていきたいですね。